施工前
大阪府八尾市で服飾金具を製造されているカネエム工業株式会社様から、電気室の外壁サインについてご相談をいただきました。
今回の課題は、既存の看板では「何をつくっている会社なのか」が伝わりにくいこと。
JAC SCREENでは、服飾金具という製品の特徴や使われ方に着目し、複数のデザイン案を提案しました。
約3か月にわたるデザインの検討を経て、製品や品質への思いを象徴する円形エンブレムと、「パーツの未来をつくる」という言葉、社名を組み合わせた外壁サインが完成しました。
企画・デザインから製作・設置工事、外壁塗装工事まで対応した事例をご紹介します。
依頼主様のご紹介
カネエム工業株式会社様
カネエム工業株式会社様は、大阪府八尾市で服飾製品に使用される金具を製造されている企業です。
長年にわたり、衣服やバッグなど、さまざまな製品に使われる金具を手がけられています。
日常生活の中ではあまり目立たない部品ですが、さまざまな製品を支えるものづくりを続けてこられました。
- 所在地
- 大阪府八尾市
- 業務内容
- 服飾製品用金具の製造
「何をつくる会社か」が伝わる看板にしたい
今回のご相談は、電気室の外壁に設置する看板の見直しでした。
以前から社名を示す看板は設置されていましたが、それだけでは、どのような製品をつくっている会社なのかが伝わりにくいという課題がありました。
衣服やバッグなどに使われる金具は、身近なところにありながら、普段はあまり意識されない製品です。
そこで、会社名を表示するだけでなく、製品の特徴や事業内容を視覚的に伝える看板づくりを検討しました。
主なご要望
- 社名だけでなく、何をつくっている会社か伝えたい
- 代表的な製品の特徴を看板のデザインに反映したい
- 電気室の外壁を活用して会社の事業内容を表現したい
今回のお客様は、地域企業が集まる「みせるば八尾」を通じて、以前からJAC SCREENの名前をご存じでした。
同じ八尾市で事業を行う企業に依頼したいという思いもあり、今回のご相談につながりました。
JACのこだわり
製品の特徴から、企業の個性が伝わるデザインを考える
JAC SCREENが今回のデザインで重視したのは、単に社名を大きく掲げるのではなく、どのようなものづくりをしている会社なのかを表現することでした。
そこで、服飾金具という製品の特徴や、それらが使われる場面に着目しました。
初期段階では、ジーンズのボタンやハトメ、ホックなどの金具をモチーフとする案に加え、衣服やバッグなどのシルエットを取り入れた案も検討しました。
また、金具の立体感を生かした見せ方や、壁面の色彩、社名とのバランスについても複数の方向性を提案しています。
デザイン検討で重視したポイント
- 代表的な製品の特徴を表現できるか
- 製品が使われる場面をイメージできるか
- 社名やキャッチコピーをどう配置するか
- 平面的な表現と立体的な表現をどう使い分けるか
- 壁面の色と看板のバランスをどう整えるか
- デザインと製作費用のバランスをどう取るか
さまざまな案を比較・検討した結果、最終的には装飾を絞り込み、円形エンブレムと「パーツの未来をつくる」という言葉、社名を中心としたデザインにまとまりました。
デザインの検討と調整には約3か月をかけています。
DETAILS〜製作詳細〜
施工概要
- 施工内容
- 外壁ファサードサイン
- サイズ
- W4,270×H2,300×D54mm
- 社名部分
- SUS箱文字・ヘアライン仕上げ
- ロゴマーク
- 発泡樹脂積層板切り出し(30mm+15mm)・正面屋外用ダイノックシート貼り
- 対応範囲
- 企画・デザイン・製作・設置工事・外壁塗装工事
- 企画から設置まで
- 約4〜5か月
円形エンブレムとコピーを組み合わせた外壁デザイン
最終的なデザインでは、円形エンブレムを上部に配置し、その下に「パーツの未来をつくる」という言葉と社名を組み合わせました。
初期の提案段階では、さまざまな製品や使用シーンを表現する案も検討しましたが、最終的にはシンプルな構成にまとめています。
立体的な社名文字と円形エンブレム
社名部分には、ステンレス製の箱文字を採用しました。
表面にはヘアライン仕上げを施しています。
円形エンブレム部分には発泡樹脂積層板を使用し、切り出した正面に屋外用ダイノックシートを貼っています。
デザインで重視した3つのポイント
事業内容を伝える表現を検討する
製品そのものや使用シーンなど、さまざまなモチーフを使って、会社の事業内容を表現する方法を検討しました。
立体感や素材感を生かす
平面的なデザインだけでなく、立体的な看板の表現についても検討。最終的には箱文字と立体的なエンブレムを組み合わせました。
伝えたい内容を整理する
複数のデザイン案を検討したうえで、象徴的なエンブレムとキャッチコピー、社名を組み合わせたシンプルな構成に仕上げました。
STORY
複数のデザイン案から、シンプルな完成形へ
今回の案件では、看板のデザイン検討と調整に約3か月をかけました。
最初のヒアリングから複数のデザイン案の提示、再ヒアリング、本デザインの決定へと進め、製作・設置工事まで対応しました。
STORY 01|施工前の外壁
既存の外壁には、社名やISO認証などを表示した看板が設置されていました。
今回の見直しでは、会社が何をつくっているのかを伝えることも重要なテーマとなりました。
施工前の外壁看板
STORY 02|初期デザインのご提案
ヒアリング内容をもとに、製品の特徴を伝える複数のデザイン案を検討しました。
服飾金具そのもののモチーフ、衣服やバッグのシルエット、立体的な表現など、さまざまな見せ方を比較しています。
※掲載している意匠図・壁面色案は提案段階のデザイン案で、完成した看板とは異なります。
STORY 03|壁面の色彩や配置の検討
デザインの検討では、製品モチーフだけでなく、壁面の色や社名の配置なども比較しました。
複数の案をもとに、お客様とのやり取りを重ねながら、全体の方向性を調整しています。
STORY 04|最終デザインの決定
約3か月にわたる検討を経て、最終的には円形エンブレム、キャッチコピー、社名を組み合わせたシンプルなデザインにまとまりました。
製品や使用シーンを多数配置する当初の案から、看板に盛り込む要素を整理した構成へと変化しています。
完成した外壁サイン
STORY 05|製作・設置工事・外壁塗装
決定したデザインをもとに、箱文字やエンブレムを製作し、外壁への設置工事を行いました。
今回は看板の製作・設置に加え、外壁塗装工事にも対応しています。
企画から設置まで、約4〜5か月の案件となりました。
完成後の建物外観
施工後の変化と効果・お客様の声
今回の工事では、外壁の塗装と新しいファサードサインの設置を行い、建物の外観が一新されました。
新しい看板には、円形エンブレムと「パーツの未来をつくる」という言葉、社名を配置しています。
初期段階で検討していた多数の製品モチーフを取り入れる案から、最終的にはシンプルな構成にまとまりました。
今回の事例は、従来の看板では伝わりにくかった会社の事業内容をどのように表現するかを考え、複数のデザイン案を検討しながら形にした取り組みです。
工場・企業の外壁看板について相談する
「社名は分かっても、何をつくっている会社なのか伝わらない」
「自社の製品や事業内容を、看板のデザインでも表現したい」
「既存の看板を見直し、会社の特徴が伝わる外観にしたい」
そのような場合は、看板の大きさや素材だけでなく、何をどのように見せるかというデザインから考えることも大切です。
JAC SCREENでは、今回のようにヒアリングから複数のデザイン案の検討、製作・設置工事まで対応しています。
工場や企業の外壁看板について、お気軽にご相談ください。
