一味違う「角型の通気口ガラリ」を3Dプリンターで試作|JACのチャレンジ

一味違う「角型の通気口ガラリ」を3Dプリンターで試作|JACのチャレンジ

看板製作に新たな可能性を!

別注看板制作専門の有限会社ジャックスクリーンでは、お客様のこだわりを実現するために、
日々新しい技術や手法にチャレンジしています。
今回は通常の既製品 放熱口(通気口ガラリ)とは一味違う看板用の「デザイン性がある角型ガラリ」を、3Dプリンターで試作する挑戦を行いました。その過程やこだわりポイントをお届けします。

1) 今回試作した「デザイン角型ガラリ」とは

今回 角型ガラリを試作した背景

光る看板・内照式の看板には 光源のLEDやスイッチング電源、又は映像機器内臓型の場合など
看板内の熱を放熱する必要があり、ほとんどの場合は既製品の放熱口(通気口ガラリ)を使用します。
既製品の場合 サイズやデザインが限定され、看板に合う物を選ぶのに苦労する事がしばしばあります。
看板製作にあたり「看板と調和する放熱口(通気口ガラリ)ってないよな」という思いがありました。
3Dプリンターの活用にチャレンジしていた事もあり、「もしかして3Dプリンターで できるかも?」「やってみよう」というノリでチャレンジを始めました。

通常の既製品 放熱口と何が違うのか

別注で製作するので、放熱口(通気口ガラリ)について 看板本体の設計やデザインと同時、又は後からでも考える事ができ、看板のデザイン性を損なう事なく放熱口(通気口ガラリ)を設置する事ができます。

デザイン性を向上させるための工夫など

放熱口(通気口ガラリ)といえば、「無い方が良い」「なるべく目立たせたくない」「看板のサイズやデザインに合わせたい」というのが一般的。まずは、通常の看板に多く見られる 長方形や正方形など角型看板での使用を想定し、看板本体と調和する 「角型・正方形・小型」でデザインを進めました。

実際の使用例や期待される効果

実現できれば、

・角型の看板には角型の放熱口(通気口ガラリ)、丸型の看板には丸型の放熱口(通気口ガラリ)など、それぞれの看板に合わせた放熱口(通気口ガラリ)を作る事ができる。
・放熱口(通気口ガラリ)の存在を感じさせない看板、放熱口(通気口ガラリ)もデザインの一部になっている看板の製作も可能になる。
・放熱口(通気口ガラリ)の見た目や設置スペース問題なども解消され、看板のデザイン性が向上する。

などの効果が期待できます。

2) 3Dプリンターでの試作

デザイン設計の段階で考慮したポイント

「なるべく目立たせない」「存在しているが看板と調和している」を目指しデザインと設計を始めました。象嵌ふうの埋め込み型 や 看板本体に挟み込むタイプなど、別注ならではの案を練り、2D図面と3Dモデリングでシミュレーションを繰り返し、厚みや全体のバランスなどを考えシンプルなデザインを目指しました。

看板用通気口ガラリ3Dデータ設計の様子

試作時の苦労と解決策

「そもそも 3Dプリンターでの製作が可能なのか」「3Dモデリングができるのか」からのスタートでした。2D図面や3D画面での見え方と、実際に3Dプリンターで出力した物との雰囲気・感覚の違いもあり、ミニチュア模型や部分的なパーツで 試作の試作を何度も繰り返し、徐々に完成に近づけました。

完成品のクオリティチェック

3Dプリンターで出力し 表面の凹凸、ザラザラをヤスリで磨き、一般的な看板製作に使用される1.6mmの
スチールプレートに取り付けて、設置状況や感覚、クリアランス寸法などを確認。
白色材料での製作と、最近よく見られる黒色の看板を想定し、黒色材料で製作し、雰囲気や感覚の違いを比較。

3)今回試作したデザイン角型ガラリの今後

耐久試験を実施

屋外での使用を想定。今回は扱いやすい材料で製作。「屋外使用に耐えることができるのか?」が重要になる。
そのままの状態(おそらく厳しいと思われるが)と 塗装して表面をコーティングした状態で屋外での耐久テストを行い比較・検証し改善を行って参ります。

まとめ

今回のチャレンジを通じて、JACの「こだわりの看板製作」への姿勢をお伝えしました。
「こんなデザインの看板を作れないか?」など、細部までこだわったオーダーメイド看板をご希望の方は、ぜひ有限会社ジャックスクリーンへご相談ください!